ロケットストーブを手作りしませんか？「ＤＩＹで楽しむ 手作りストーブの本」発売

2016.10.27

ロケットストーブ（正式名称はロケット・マス・ヒーター）とは、燃焼室と煙突を一体化したＬ字型の手作りストーブ。薪を完全燃焼するため、燃焼効率がよく、煙が少ないうえ、燃えカスもほとんど出ないすぐれものだ。シンプルな構造のため、手作りするのが簡単で、インフラがストップした東日本大震災のときに活躍したことで注目を集めた。

この本の内容は、そのロケットストーブを中心に、「野外編」と「屋内編」に分けた実例集のほか、初心者から上級者向けの詳細な製作マニュアルをイラスト図解で解説しており、アウトドアで使えるコンパクトな野外用から本格的な室内暖房用まで幅広く対応している。

材料は、 ペール缶・一斗缶・ドラム缶・レンガなど手に入れやすいもので、 それらと ホームセンターで入手できる煙突パーツを加工、 園芸資材のパーライトなどで断熱すれば、簡単なロケットストーブなら完成するそうで、キャンプなどのアウトドアなら十分使えそう。

また、 ロケットストーブ以外にも、 廃油ストーブ・コンパクトなアルコールストーブ・超軽量なネイチャーストーブ・最近注目のウッドガスストーブ・ピザやパンが焼けるオーブンタイプを備えたストーブなども紹介されており、秋冬にむけて、お好みのストーブ作りでＤＩＹを楽しめそうだ。

学研ムック ドゥーパ！特別編集『DIYで楽しむ 手作りストーブの本』

定価：本体1,800円＋税
発行所：（株）学研プラス