宿坊「和空 下寺町」が大阪・天王寺に開業 した

街 2017.04.24

一般社団法人全国寺社観光協会は、神社仏閣や宿坊の魅力を国内外に伝える「宿坊創生プロジェクト」の第一弾となる施設「和空　下寺町」を2017年4月23日（日）、大阪市天王寺区下寺町に開業した。

和空下寺町は、 3階建て26室の広々とした空間で本格的な寺社や日本の文化を体験できる体験型宿泊施設。客室は、畳敷きに低層ベッドを配置した和洋室タイプで、「和」のくつろぎと「洋」の機能性を両立。館内着には作務衣が用意されており、アメニティも充実。日本らしい雰囲気のなか快適な滞在が期待できる。

1階にある52畳の大広間は、修行体験や日本文化を体験するための学びと交流の多目的空間となっていて、気軽に泊まりながら、普段味わうことのできない体験を存分に楽しめそうだ。

＜体験紹介＞

宿坊での体験は、主に大広間で実施される。僧侶直々の差配や、周辺寺院に足を運んでの見聞など心安らぐひとときを過ごすことができる。
食事は、朝・夜ともに「精進料理」。周辺寺院での「朝のお勤め」にも参加可能。

また、仏像の下絵をうつし描く「写仏」を体験しやすく工夫した「プチ写仏プログラム」や自分だけの御朱印帳が作れる「手作り御朱印帳体験」など、様々なプログラムも用意されている。

＜お寺のつらなる町、大阪下寺町とは＞

大阪下寺町は、南北1400メートル、東西400メートルのエリアに約80の寺院が集中する国内外でも珍しい寺町で、 16世紀、豊臣秀吉が大阪城を築いた時期に誕生したと言われている。
周辺には、聖徳太子ゆかりの「和宗総本山　四天王寺」や法然上人が住んだと言われる「一心寺」、大坂夏の陣で真田幸村が討死した「安居神社」、徳川家康の危機を救ったと言われる堀越神社など、有名な神社仏閣が点在し、天王子七坂・七名水など、歴史深く暮らしに祈りが息づく町となっている。
大阪の繁華街である難波、天王寺、梅田へのアクセスも良好で、観光にも便利な立地だ。

予約方法：和空下寺町HP（URL：http://waqoo-shitadera.com/ ）より

■施設概要

「和空下寺町」

■団体概要

「一般社団法人　全国寺社観光協会」