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いわき湯本温泉の女将集団「フラ女将」が本格始動!

2016.05.31

「フラ女将」とは、 いわき湯本温泉・湯の華会でフラを踊る女将さんたちの総称として新たに命名されたもの。 その活動は幅広く、普段はそれぞれの旅館で心からのおもてなしをし、ある時はまちに出てお客様と語らい、またある時は「着物deフラ」(着物でフラを踊る)を踊るなど、「フラのまち」いわき湯本温泉の魅力を人々に伝える為、様々な活動 を行う。

「フラ女将」である女将たちは、生い立ちや年齢、キャラクターは違えど、 わき湯本温泉を思う熱い気持ちと持ち前の突き抜けた明るさで、おすすめスポットや美味しいお店、フラ、まちの楽しみ方などを気軽に教えてくれる。いわき湯本温泉は東日本大震災の影響により観光客数が激減。その後思うように回復しない中、女将たちは「このままでは、わが子、孫の代には、いわき湯本温泉がなくなってしまうのではないか・・・私たちが愛してやまないこのまちを後世まで残したい。かつ て、斜陽化したまちを救ったフラガールのように!」と想いを熱くし、自ら勉強し、意見を交わし合ってきたという。
昨年7月に発表した「フラのまち宣言」に続き、自らおもてなしの最前線に立つ「フラ女将」となって、訪れるすべての方々に元気と笑顔を届ける。

【フラのまち宣言】

温泉の持つ「和」の文化と、スパリゾートハワイアンズに代表される「フラ」の文化を融合し、ここにしかない新たな文化を創造する「まちづくり」を行うことで、訪れるすべ ての皆さまに元気と笑顔を届けていくという宣言。

■フラによる「おもてなし」
■フラによる「まちづくり」
■フラによる「商品づくり」

今後はこの3つの方針により、いわき湯本温泉を全国に広めていく。

【いわき湯本温泉】

福島県いわき市のほぼ中央に位置する奈良時代から続く歴史ある温泉地。江戸時代には浜街道唯一の温泉地として賑わう。その後炭坑の町として栄えたが石炭産業と共に衰退。そこで生まれたのが日本初の温泉リゾート施設、常磐ハワイアンセンター(現スパリゾー トハワイアンズ)。日本人によるポリネシアンショーを披露し全国にフラ文化を広めた。いわき市では子供からシニアまでフラが盛んである。泉質は硫黄泉として知られているが全国的にも珍しい混合泉で、美肌効果、血圧降下作用、保湿効果などの効能を併せ持ち、美肌の湯としても有名。毎分5.5トンという湯量を誇る。

【フラ女将(いわき湯本温泉・湯の華女将会)とトコナツ歩兵団の取り組み】

2014年12月
「いわき湯本温泉の未来」を語る。
実現の有無に関係なく「いわき湯本温泉の未来」を語る。 大女将は昔を懐古し、 若女将たちは憧れの温泉地に近づけたいと話す。 その後、論議は続き…

2015年4月
個性を生み出す。
いわき湯本温泉の女将にしかできないこと「着物deフラ」(着物でフラ ダンスを踊る)を発見。
フラの文化に、 女将や炭坑のまちに残る昭和感を掛け合わせて「フラのまち」という個性を発見した。

2015年5-10月
「女将さんたちにできること」から始める 。
「着物deフラ」を各イベントにて披露。

2015年 7月
「フラのまち」宣言
女将さんたちの熱意が関係各所を動かし、 「フラのまち」宣言を行う。
「フラ」を中心とするまちづくりの構想を発表。

2015年11月-2016年3月
「フラ女将」誕生
「着物deフラ」を踊る女将は誰かという発想から「フラ女将」という新しいコンセプトが生まれる。
「フラ女将」パンフレット制作を開始。
同時に「フラ女将カレー」、 「太平桜酒造 純米酒 絆 フラ女将ラベル」の制作を開始。

2016年4月
「フラ女将」発表!
「フラ女将パンフレット」、 「フラ女将カレー」、 「太平桜酒造 純米酒 絆 フラ女将ラベル」を発表。

【トコナツ歩兵団】

団長・渡部祐介を中心に、 建築家、 グラフィックデザイナー、イラストレーターなど多彩なクリエイターが集う 企画プロデュース集団。 オモシロ企画でエンターテインメントや商業施設、 まちづくり等を手掛ける。
岐阜県「観光イケメン公務員Gメン」、 東京駅 「NIIGATA CHU LIP STREET」、 テラスゲート土岐「まちゆい」、 若手陶芸家集団「ミノヤキセンパイ」(岐阜県土岐市)、 静岡県島 田市「島田市緑茶化計画」など。
http://www.tokonatsu.net/

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