Self-improvement 自分磨き
「ネンネンコロリ」より「ピンピンコロリ」PPKプロジェクト
●ゲコでも脂肪肝
飲酒ゼロでも危険!あなたも「脂肪肝」?!
ダンディズム 2025.10.03
脂肪肝は大量飲酒が原因と思われがちだが、実はまったく飲まない人や少ししか飲まない人でも発症することがわかっている。 これは「非アルコール性脂肪肝」と呼ばれ「アルコール性脂肪肝」と同じく危険なのだが、気づかずに放置している人も多い。
肝臓における中性脂肪の割合は通常3~4%程度で、30%以上になると脂肪肝と診断される。脂肪肝は40歳代以降急速に増えるが、初期段階では食欲不振が現れる程度で自覚症状はほとんどない。
その後皮膚や白目に黄疸が出る、胸や肩などにクモの巣状の血管が浮き出るなどの症状が出始めるが、ここまで進行すると治療は非常に困難となる。終末期になると肝硬変や肝ガンなどを発症し、最悪命を落とす場合もある。
非アルコール性脂肪肝の原因は、肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧だが、最も注意したいのが肥満だ。
肝臓には脂肪分をエネルギーに替える働きがあるが、食べすぎや運動不足が続いて肥満になると脂肪を処理しきれなくなり、余った脂肪が肝臓に蓄積されて脂肪肝になる。
データ上でもBMI値(肥満指数)が23未満であれば脂肪肝の人は約4%なのに対し、23以上~25未満では約11%、25以上~30未満では約35%、30以上では約80%となっている。※BMI値=体重(kg) ÷ (身長(m) × 身長(m))
一方BMI値が低くほっそり体形の人でも脂肪肝になるケースがあるが、これは内臓脂肪型の肥満が関係すると考えられている。また極端なダイエットを繰り返すことで「低栄養性脂肪肝」になることもある。
また糖尿病も大きな要因で、肝臓でインスリンの働きが悪くなる「インスリン抵抗性」が起こると過剰な脂肪が肝臓に蓄積して脂肪肝になることが知られている。 このように非アルコール性脂肪肝の主な原因は食べ過ぎなので、改善には摂取カロリーを減らすのが第一。肉の脂身や脂質の多い乳製品、糖質の高いご飯やパン、麺類といった脂肪や糖質の高いものは控え、腹八分目を心がけたい。
しかしながら脂肪や糖質を意識するあまりタンパク質まで減らしては本末転倒。タンパク質は肝臓でつくられた脂肪を血液中に出す働きがあるため、不足すると逆に脂肪肝を悪化させてしまう。
もちろん運動も重要で、ウォーキング、軽めのジョギング、水泳などの有酸素運動を1回30分程度、週に3回以上を目標に続けていきたい。 脂肪肝は早めに適切に対処すれば肝臓を健康な状態にまで戻せるので、早期発見と早期治療が大切だ。
肝臓は沈黙の臓器であることを忘れてはいけない。
その後皮膚や白目に黄疸が出る、胸や肩などにクモの巣状の血管が浮き出るなどの症状が出始めるが、ここまで進行すると治療は非常に困難となる。終末期になると肝硬変や肝ガンなどを発症し、最悪命を落とす場合もある。
非アルコール性脂肪肝の原因は、肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧だが、最も注意したいのが肥満だ。
肝臓には脂肪分をエネルギーに替える働きがあるが、食べすぎや運動不足が続いて肥満になると脂肪を処理しきれなくなり、余った脂肪が肝臓に蓄積されて脂肪肝になる。
データ上でもBMI値(肥満指数)が23未満であれば脂肪肝の人は約4%なのに対し、23以上~25未満では約11%、25以上~30未満では約35%、30以上では約80%となっている。※BMI値=体重(kg) ÷ (身長(m) × 身長(m))
一方BMI値が低くほっそり体形の人でも脂肪肝になるケースがあるが、これは内臓脂肪型の肥満が関係すると考えられている。また極端なダイエットを繰り返すことで「低栄養性脂肪肝」になることもある。
また糖尿病も大きな要因で、肝臓でインスリンの働きが悪くなる「インスリン抵抗性」が起こると過剰な脂肪が肝臓に蓄積して脂肪肝になることが知られている。 このように非アルコール性脂肪肝の主な原因は食べ過ぎなので、改善には摂取カロリーを減らすのが第一。肉の脂身や脂質の多い乳製品、糖質の高いご飯やパン、麺類といった脂肪や糖質の高いものは控え、腹八分目を心がけたい。
しかしながら脂肪や糖質を意識するあまりタンパク質まで減らしては本末転倒。タンパク質は肝臓でつくられた脂肪を血液中に出す働きがあるため、不足すると逆に脂肪肝を悪化させてしまう。
もちろん運動も重要で、ウォーキング、軽めのジョギング、水泳などの有酸素運動を1回30分程度、週に3回以上を目標に続けていきたい。 脂肪肝は早めに適切に対処すれば肝臓を健康な状態にまで戻せるので、早期発見と早期治療が大切だ。
肝臓は沈黙の臓器であることを忘れてはいけない。
