Self-improvement 自分磨き
「ネンネンコロリ」より「ピンピンコロリ」PPKプロジェクト
●寒暖差疲労
不調を感じやすい秋 原因は「寒暖差疲労」かも…
ダンディズム 2024.10.02
長かった酷暑が終わりからだの負担も減ったはずなのに、なぜか現れるさまざまな不調。「秋バテ」と言われる不調は自律神経の乱れによるが、その主な原因は朝晩の寒暖差にあることも多い。
人間のからだは恒常性という機能を備えていて、まわりの環境が変化しても体内の状態を常に安定させている。恒常性は自律神経が維持しているが、激しい寒暖差によって酷使されると恒常性の維持は難しくなる。
自律神経は外気温が高くなったと感じると、皮膚血流を増やして熱放散を促し発汗させることで体温を下げる。逆に外気温が低くなると自律神経は皮膚血流を減らして熱放散を抑制。褐色脂肪組織や骨格筋で熱を発生させて体内の熱を外に逃がさないようにする。
ところが外気温が上がったり下がったりを激しく繰り返すと自律神経に負担がかかり「寒暖差疲労」が生じてしまう。
寒暖差疲労の症状には、全身の倦怠感、だるさ、冷え、頭痛、イライラなどの気分の浮き沈みなどのなんとなく不調が多いが、胃腸障害、下痢、腹痛などを訴える人も多い。 これらの症状緩和には散歩などの軽い有酸素運動で代謝を高める、バランスが良く温かい食事を摂る、入浴はぬるめのお湯にゆっくりとつかる、といったからだを冷やさないことが第一。もちろん十分な睡眠時間を確保することも重要だ。
1日の最高気温と最低気温の差が7度以上になると寒暖差疲労になりやすいと言われているが、今年のように長く続いた猛暑の後ではすでに疲弊した自律神経にさらに負担がかかることになる。
病院を受診するほどの症状ではないことも多いが、症状が重く長引く場合は迷わず受診することをおすすめする。
●寒暖差疲労度チェックリスト
自律神経は外気温が高くなったと感じると、皮膚血流を増やして熱放散を促し発汗させることで体温を下げる。逆に外気温が低くなると自律神経は皮膚血流を減らして熱放散を抑制。褐色脂肪組織や骨格筋で熱を発生させて体内の熱を外に逃がさないようにする。
ところが外気温が上がったり下がったりを激しく繰り返すと自律神経に負担がかかり「寒暖差疲労」が生じてしまう。
寒暖差疲労の症状には、全身の倦怠感、だるさ、冷え、頭痛、イライラなどの気分の浮き沈みなどのなんとなく不調が多いが、胃腸障害、下痢、腹痛などを訴える人も多い。 これらの症状緩和には散歩などの軽い有酸素運動で代謝を高める、バランスが良く温かい食事を摂る、入浴はぬるめのお湯にゆっくりとつかる、といったからだを冷やさないことが第一。もちろん十分な睡眠時間を確保することも重要だ。
1日の最高気温と最低気温の差が7度以上になると寒暖差疲労になりやすいと言われているが、今年のように長く続いた猛暑の後ではすでに疲弊した自律神経にさらに負担がかかることになる。
病院を受診するほどの症状ではないことも多いが、症状が重く長引く場合は迷わず受診することをおすすめする。
●寒暖差疲労度チェックリスト
- 暑さ・寒さが苦手
- エアコン(冷房・暖房)が苦手
- 熱中症やそれに近い状態になった経験がある
- 冷え性である
- 周囲の人が暑いのに自分は寒いと感じる
- 季節の変わり目に体調不良になる
- 顔や全身がほてりやすい
- 代謝が悪くむくみやすい
- オフィス・自宅など1日中エアコンをつけている
- 温度差が強いと頭痛・肩こり・めまい・だるさ・下痢などを発症する