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ホールガーメントで有名な島精機製作所55周年式典が開催されました。

美容・ファッション 2017.12.04

2017年11月16日・17日、和歌山ビッッグホエールに於いて、島精機製作所55周年記念式典が催されました。

海外からのゲストも多数招待され、直面している地球規模の繊維産業における環境・労働条件の課題点から、「サスティナブル・ソリューション」を提案。ニットサンプル500アイテム、横編機8台やプリンテイィングマシンをはじめとし、今後ますます推進される繊維産業とITをドッキングさせた、トータルファッションシステムの具体的な全貌を展示しました。すて糸と呼ばれていた袖丈調整の糸を無くすことによる省資源化とスピード化。より改良されたマシンで衣服から靴・小物・産業材まで広範囲のプロダクトの提案。LED光源を使用し、1秒で身体計測が行われる「三次元計測装置」やバーチャルモデルとVRを組み合わせた3Dバーチャルサンプルをはじめ、プロダクションマッピングで柄の表現から、その柄のプリンティングデモ等、パワー溢れる展示でした。

繊維製品のPLANNING(企画)・SALES(販売)・PRODUCTION(生産)を一体化させた視点を元に、開発されたハード&ソフトであるからこそ、在庫問題や時間効率、労働環境、品質管理等の視点から「省資源化」と「生産性」「創造性」を加速させる未来の繊維産業を感じさせていました。

夕刻からのディナーとファッションショーにおいても、スポーツからドレスまで、ニットファッションの広範囲なシーンでの、クリエイテイブ性と技術に目を見張るものがあり、ここでも、モデル着用のリアルモデル40点、壁面の大画面を使用したバーチャルモデル20点のコレクションが融合し、エキサイティングなショーエンターティメントとして魅了させていただきました。

1961年ゴム入り安全手袋(軍手)の半自動編機製造機から始まり、1995年完全無縫製横編機(ホールガーメント)開発し、第12回国際繊維機械見本市(ITMA95 ミラノ開催)に出展した島精機製作所。世界から注目されている日本企業の半世紀超のヒストリーと共に未来への予感に触れることができたイベントでした。

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