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- 【Self-improvement】ダンディズム:中高年の味方「ヤセ菌」を増やす食生活とは?
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●デブ菌とヤセ菌
中高年の味方
「ヤセ菌」を増やす食生活とは?
ダンディズム 2022.11.04
からだやメンタルの不調にも影響する腸内細菌だが、その中には「デブ菌」と「ヤセ菌」と呼ばれる細菌まであるという。
ダイエットがうまくいかない場合、ヤセ菌を増やす食生活にシフトすることで結果につながるかもしれない。
ヤセ菌とデブ菌の正式名称は、脂肪を燃焼させるヤセ菌が「バクテロイデーテス類」、脂肪をためこむデブ菌が「ファーミキューテス類」。つまりヤセ菌を増やすために何を食べればよいかを知ることでダイエットの成功率も高まるのだ。
ヤセ菌を増やすのに有効なのはビフィズス菌を含むヨーグルトやチーズ、納豆、味噌、ぬか漬け、キムチなどの発酵食品と、さまざまな野菜や海藻類、大豆類、きのこ類、もち麦など。
一方デブ菌を増やしてしまうのが高脂肪・高糖分の食品。日頃から太りやすいイメージがある白砂糖、加工肉、小麦粉、揚げ物、甘いケーキやラーメン、から揚げやハンバーガーなどのファストフードもデブ菌の大好物だ。
ところがヤセ菌は多ければ多いほどいいのでなく、ヤセ菌とデブ菌の理想の比率は6対4。結局はバランスのとれた食生活が鍵となる。
つまり「痩せたいなら和食」といういつもの結論に行きつくわけだが、デブ菌を増やさないために炭水化物のご飯まで食べないのはNG。これでは便のかさが減ってしまい、からだに悪い物質が腸内に滞りやすくなる。
また腸内環境は人それぞれなので、ある人に効果があった食材が他の人にも効果があるとは限らない。
例えばヤセ菌を増やすのに効果的なビフィズス菌入りのヨーグルトも、商品によって菌の種類はさまざま。その日の気分で買ったもの食べたのでは効果はわからないので、まずは同じ銘柄のヨーグルトを1~2週間食べて効果の有無を確認するといい。野菜類も人によっては便秘の原因になることもあるので注意が必要だ。
年齢が高くなると腸内のビフィズス菌が減少して理想的な腸内バランスが乱れがち。バランスの良い食生活はもちろん、適度な運動、十分な睡眠で腸へのストレスを軽減することもヤセ菌を増やすのに効果的と言える。