Self-improvement 自分磨き

「ネンネンコロリ」より「ピンピンコロリ」PPKプロジェクト
●座ったままが危険
運動していても
座ったままは危険!
最悪、寿命が縮まる?

ダンディズム 2021.04.02

近年座りっぱなしによる健康リスクが指摘され、立ちながら仕事ができる高めのデスクを使う会社も多くなった。しかしコロナ禍ではリモートワークや巣ごもりで座っている時間が長くなり、知らないうちにさまざまなリスクにさらされていることも……。

そもそも1日中座っていることと早期死亡の関係が言われ始めたのは1950年代。ロンドンのバスドライバーが車掌の2倍の確率で心疾患になることがわかったからだ。

米国の研究ではテレビの視聴などによる成人1日の「座位時間」を、①2時間未満、②2~4時間未満、③4時間以上で比較した場合、座位時間が長くなるほど総死亡リスクが11%ずつ上昇することがわかった。

さらに1時間の座位を続けるごとに平均余命が22分ずつ短くなるほか、2時間座っているだけで血液中の善玉コレステロールが20%低下するなど、さまざまなリスクがあげられている。2時間と言えばほぼ映画の上映時間なので、これで座りすぎとなるとかなりショッキングだ。

また多くの人は「自分は肥満ではないし、定期的にジムやジョギングなどで運動不足を解消しているので大丈夫」と考えがちだが、実際はそう簡単ではない。

座りっぱなしによる代表的な疾患がエコノミークラス症候群と呼ばれる深部静脈血栓症だが、少し前にプロのサッカー選手が飛行機で移動中にこの病を発症したことがニュースになった。プロのスポーツマンでも長時間の座位が血栓につながるケースはゼロではなく、余暇に運動をしてもリスクから逃れられるという訳ではない。

ほかにも座りっぱなしが発症の一因とされる疾患は、糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、腎臓、肺、肝臓の疾患、パーキンソン病、アルツハイマー病、骨粗しょう症などさまざまあげられるが、最近の研究では座りっぱなしの時間を減らすことで、これらを回避できることがわかってきた。

その対策はいたってシンプルで、30分ごとに立ち上がって1~2分ほど歩いたりストレッチをすれだけ。「30分ごと」の根拠は座っている時間が30分以内の人が最も死亡リスクが低いというデータに基づいているという。

30分ごとに動くのは難しい人には、スマホで30分おきのアラーム設定をするのもいい。自宅にいるのなら立ち上がったついでに簡単な家事をすれば、家族にも感謝される。

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