Self-improvement 自分磨き
男のスキンケア
デキる男は肌もきれい?!
第一印象アップには肌磨きは不可欠
ダンディズム 2019.02.01
「太った人は仕事のマネジメントができない」と言われ始めて久しいが、近ごろでは「肌のマネジメントができなければ、仕事のマネジメントもできない」とも言われるようになった。見た目の印象が大切なのは、もはや女性も男性も同じようだ。
見た目重視の欧米では男性のスキンケアは必須。よく手入れされた肌の男性の方が好感度が上がり出世にもつながりやすいとか…。日本の男性にはあまりピンと来ない話だが、ビジネスのグローバル化が進む以上最低限のケアは必要と言える。確かに同年代の男性が数人並ぶと、肌つやがいい方が若々しくエネルギッシュに見える。しかも今後女性の社会進出がさらに進めば、清潔感を重視する彼女たちの視線も気になるところだ。
こうした社会の変化から「肌のマネジメントがビジネススキルのひとつになる」と捉えたのが「資生堂」で、あえて個人ではなく企業の社員向けにスキンケアのセミナーを実施している。ビジネスにおけるスキンケアの重要性と同社の商品を使った基本的なスキンケアを学んでもらうのだが、これがすこぶる好評だという。
「わざわざ店頭に行くのは面倒だし恥ずかしい…」と言いつつ、見た目をよく見せたい欲求は潜在的にあるようだ。
わざわざ買わなくても妻のものを拝借すれば充分だと考える人もいるようだが、残念ながらそううまくは行かない。男性と女性の肌質は異なるのでやみくもに使っても効果は現れにくいのだ。
そもそも男性の肌は女性よりも皮脂は多いが水分量が少なく乾燥しやすいのが特長。おまけに毎日の髭剃りで痛めつけられているので意外に繊細なのだ。さらに中高年になると皮脂や水分量がさらに減るのでシワ・シミ・たるみ・乾燥による肌荒れが目立ち始めてしまう。
肌の見た目を改善するにはまず自分の肌質を知ること。肌質は、オイリー肌・乾燥肌・混合肌・ノーマル肌に分類されるので、スキンケアは肌のタイプに応じて選びたい。そして肌質に合ったスキンケア商品で洗顔と保湿を地道に続けていくと肌のきめも整いツヤも増してくる。また肌の老化を促進する紫外線から守るために、日焼け止めを塗ることも大切だ。
鏡を見て「老けたな…」と感じ始めたら、的確な肌のマネジメント力で“好感度”というビジネススキルを身に着けよう。