Self-improvement 自分磨き

フィットネスクラブとジム
多様化するスポーツ施設
選ぶならフィットネスクラブ?
それともスポーツジム?

ダンディズム 2018.09.05

我々のライフスタイルにあわせて多様化し、店舗を増やし続けているフィットネスクラブとスポーツジム。今回は中高年に人気のフィットネスクラブと現役世代に利用者が多いスポーツジムそれぞれの特長について調べてみた。

経済産業省は①室内プール、トレーニングジム、スタジオなどの運動施設を有し、②インストラクター、トレーナーなどの指導員を配置し、③会員にスポーツ、体力向上などの個人指導を行う事業所をフィットネスクラブと定義づけていている。

大手フィットネスクラブといえば、コナミスポーツクラブ・ルネサンス・東急スポーツオアシス・セントラル・ティップネスなどがあり、筋トレなどができるジム以外にエアロビクスやヨガのレッスンなどを行うスタジオ、スイミングレッスンもあるプール、さらに最近ではエステやスパといったリラクゼーション設備を備えた施設も多い。

一方スポーツジムは筋トレや有酸素運動のためのマシンやトレーニング器具が置いてある施設のことで、シャワールームはあるがプールやスタジオは備えていない。

スポーツジムの大手には、ゴールドジム・ジョイフィット・エニタイムフィットネスなどがあるが、女性専用のカーブスやダイエットに特化したライザップなど、利用者の年齢層やニーズにフィットしたジムも人気だ。

フィットネスクラブとスポーツジムのどちらを選ぶかは自分が何をやりたいかによるわけだが、結局自宅や会社から離れていては足が遠のいてしまうし、自分が行きたい時間や曜日に営業していなければ通えない。スポーツジムの中には現代人の生活リズムの多様化に対応した24時間・365日営業のジムも増えていてジョイフィットやエニタイムフィットネスは入会すると全国(エニタイムフィットネスは世界4000店舗)の施設を無料で使うことができる。これなら勤務先や自宅、出張先でも利用できるので移動が多い人にとってはありがたい。

また施設の混雑具合も重要なチェックポイント。人気の施設では混んでいてマシンが使えなかったり受けたかったレッスンが満員で参加できなかったりするので、自分が行く時間の混雑具合も事前確認が必要だ。

さらにスタジオでのプログラムが充実してるフィットネスクラブは中高年の交流の場になっているので、人とのつながりを求めるのならフィットネスクラブがおすすめ。スパなど施設が充実しているクラブでは、近くに住む会員が入浴だけを目的にやってきて顔見知りとおしゃべりをして帰ることも珍しくない。年配になれば冬場入浴時のヒートショックが怖くなるが、フィットネスクラブの浴場なら安心というわけだ。

ただ、元気すぎるマダム達が多いと人によっては肩身が狭くなる場合もあるので、気になる人は男女比を確認したほうがいいかもしれない。

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