Self-improvement 自分磨き

シニアの働き方
いつまでも現役!
シニアならではの働き方で、定年後の収入をかなえよう!!

ダンディズム 2018.07.02

人生100年時代、定年後をどう過ごすかは大きなテーマ。元気なうちは外で働いたほうがメリハリが生まれて健康的だし、残りの人生のために金を蓄えることもできる。最近は慢性的人手不足からシニアの求人も増えていて売り手市場が続く。スキルを生かしたり自分に合った働き方も選べるようになった。

定年後の働き方で定着し始めたのが退職後に再度同じ会社に雇用される「再雇用制度」。これまでの環境を大きく変えず働けるのでハードルも低い。しかし条件等は見直されるので現役時代と同じ収入を得るのはほぼ不可能。いままで部下だった人から仕事を頼まれることが苦痛になる人もいるという。

また、民間による「シニア専門の人材紹介会社」も注目のひとつ。いろいろな会社と契約しているので選択肢が広いのが魅力だ。キャリアによっては企業の顧問などの紹介もあるので人気も高い。しかし誰もが思い通りの職種につけるわけではなく当然妥協も必要となる。

「シニア向け求人情報サイト」も活況で、さまざまな職種や働き方が選べるようになっているのも最近の特長。求人サイトといえば学生や主婦向けが中心だったが、コンビニやファーストフード業界などではマニュアルに縛られない気配りのできるシニアに期待する声も高いという。あのモスバーガーではシニアアルバイトを積極的に採用し「モスジーバー」と呼んでいるほか、マクドナルドもシニアクルーを積極的に採用している。

さらに地域にすっかり根付いた感のある「シルバー人材センター」も選択肢のひとつ。公益社団法人なので信頼できる反面、収入は少なめでセンター登録するのに2~3000円程度の年会費がかかる場合もある。空いた時間にボランティア感覚で働きたい人には向いているようだ。こちらへの求人も急増中で派遣する人材の不足が続いているという。

このようにシニアの働く場所が増えている反面、実際には年齢的に無理な仕事も存在する。体力的にきつかったり瞬時の判断が求められる仕事では大きな事故につながることもあるので注意が必要だ。

多くの人は今までの経験を生かせる仕事を探しがちだが、自分が年を重ねたシニアであることを認識することも大事。経験はなくても負担の少ない仕事を選んだり、趣味などと両立しながら自分のペースで働ける非正規に目を向けるなど発想の転換が必要になってくる。

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