Self-improvement 自分磨き

生ゴミ処理機
さらば、生ゴミ臭!
生ゴミ処理機があれば生ゴミを堆肥にしてくれる

ダンディズム 2018.02.05

とにかく不快な生ゴミ臭。夏場になると少しの油断でひどい悪臭になるので、何らかの対策をとらざるをえない。生ゴミを新聞紙に包んだり牛乳パックに入れたりと方法はさまざまだが、魚のアラにいたってはゴミ収集日まで冷凍にしておくという荒技も!
今回はこんな面倒から解放してくれる生ゴミ処理機の中から「バイオ式」と「乾燥式」についてご紹介しよう。

「バイオ式」とは微生物の力を借りて生ごみを分解するもので、専用の容器の中に微生物が含まれたチップを入れて生ごみと混ぜて発酵を待つ方法だ。発酵が完了すると生ゴミは良質な堆肥に生まれ変わり家庭菜園などに活用できる。

バイオ式は電気を使わないので経済的だが、バイオ剤を数ヶ月ごとに交換する必要があるのでいささか面倒ではある。また、発酵時に独特の臭いが発生するので屋外に庭やベランダなどに置く必要がある。

家庭菜園をしないのであれば堆肥の行き場がないので、時間をかけてゴミ処理を行う必要はないが、家庭菜園やガーデニングをする家庭にとってはとてもエコな生ゴミ処理と言える。

一方「乾燥式」は手間がかからず臭いも気にならないのが特長。こちらは電気で生ゴミを乾燥させるので、本体の容器に生ゴミを入れて電源をオンにすれば後は勝手に処理してくれる。ゴミ箱に生ゴミを捨てるのと手間は変わらない便利さだ。

処理中は焦げたような臭いが発生するので、気になるようなら屋外に置くことをおすすめする。但し、コンセントと雨よけの屋根は必要なので購入前に確認しておこう。

乾燥して黒焦げになった生ゴミは想像以上に嵩が減るので、これはかなり衝撃的。しかもあの生ゴミ臭が焦げた臭いに変わるので、ゴミ収集日ごとにゴミを出さなくても臭いがひどくなることはないという。実際、ゴミ出しの回数が減る家庭もあるようだ。もちろん乾燥式でも処理後は家庭菜園の堆肥にすることが可能だ

ただ、電気で乾かすため電気代がかかってしまうのが乾燥式のデメリット。家族の人数などにもよるが、ひと月でおよそ1,000円程度電気代がかかるという。これを高いとみるか安いとみるかは意見が分かれるところだ。

また生ゴミ乾燥機は20,000~50,000円程度と値が張るので安い買い物とは言えない。ただ、市区町村によっては助成金があるので購入前に確認することをおすすめする。

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